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東欧遠征の道 第8回-完敗!難攻不落のバルシチ!-

9月13日(くもり)
毎度の事ながら列車の中では熟睡。
書き忘れていたが、昨晩の列車の中で始めロサンゼルス在住の韓国系アメリカ人の姉ちゃんと同室になった。
なんでもスペインからずっとヨーロッパを横断して旅行しているようで。
うーむ、いかにも旅慣れてそうな感じでしたな。

目的地のクラクフには40分ほどの遅れで到着。
毎度のように列車が遅れているがあくまでこれが世界では標準。
日本の正確無比なダイヤは神の領域。そういう意味ではあれか、湘南新宿ラインと朝の中央線&小田急は逆に世界標準に近いのかな。
で、このクラクフという街は日本人にはあまり馴染みがないでしょう。
ポーランドの南部に位置する街で、街自体を含めて周囲に3箇所も世界遺産があるという珍しい場所なのです。
ユーレイルパスの範囲外で無理してきたのもオレが絶対に来たかったからです。
とにかく東欧に行くと考えた段階でここは絶対に外せないと決めてました。

さて、まずは本日1つ目の観光地。
ポーランドに行ったら何がなんでもここは外せない。
世界で最も悪名高い遺産として残されているアウシュヴィッツ強制収容所跡地です。
クラクフからはローカル線に揺られて1時間半ほど。言うまでもなくガランガランです。
最寄り駅のオシフィエンチムからはバスで10分ほど。
まあ、静かな何もない場所ですがそこいら一帯だけ賑わっているので少し歩けば分かります。
朝早めに着いたのに流石に人が多いぜ。
修学旅行かなんかと思われる中高生が非常に多く来ています。
アウシュビッツ
まあ門の前にはこの通りの人です。
そのまんま入ったら訳が分からなくなるので英語のガイドツアーに申し込んで中へ。
分かりにくいですが門には「Arbeit macht frei」と書いてあって意味は「働けば自由になる」ということだそうです。
ちなみに左から3文字目、「B」の文字が逆さまになっています。これはこの門を作った収容者がせめてもの反抗を意味したといわれています。

アウシュビッツ
中はこんな感じです。
赤レンガの建物が当時の収容所で、現在はそのまま残されてる所もあったり展示品や写真が収められている部屋があったりと棟ごとに色々と分けられています。
ちなみに内部は撮影禁止ですがこれのインパクトは半端ねぇこったです。
特に収容者から押収した品々がそのまんま山積みになってる部屋が凄い。
衣料品からトランク、義手義足、櫛、眼鏡などが平積みに部屋一面を占めています。
あとは入所する際に撮られた顔写真一覧。
これを見ると年齢や職業などが記されていて一目で分かるようになっています。
他にもベッド、立ち牢、絞首台、ナチ士官の部屋など様々な展示がそのまま残されています。

アウシュビッツ3
外に出てこちらは死の壁と呼ばれる所。
ここは銃殺時に使われた所です。
見ての通り今でも献花する人は絶えず、日本からと思われる千羽鶴も置かれていました。

ガス室
そしてこちらがガス室です。
中は大きく2つに分かれていて片方がガス室、もう片方がでっかい焼却炉になっています。
詰まるところ、ガス室から遺体を効率よく始末する為であります。うー怖い怖い。

ここでこちらのツアーはおしまい。
ツアーのガイドさん(ポーランドの人)が非常に分かりやすいゆっくりした英語だったのでオレでも聞き取りやすかったです。
続いてここから送迎バスで数分、ビルケナウ(第2アウシュヴィッツへ)向います。ビルケナウと聞いてVガンのMAを思い浮かべた方、中々コアなファンですな。
ビルケナウ
おそらく日本人にとってはアウシュヴィッツといえばこちらのほうを思い浮かべるのではなかろうか。門があってそこに引込み線が引かれている図です。白い巨塔でも出たね。
ちなみにこちらは門の内側です。つまり収容所の内部です。ビルケナウ2
周囲は一面にのどかな空間です。
その中で赤レンガの収容所(バラック)のみが点々と残っています。
そのバラックは全部で300棟以上とのこと。第1よりもこちらの方が遥かに敷地面積は広く多くの人が収容されていたようです。
うーむ、やっぱりここは来るべき場所であったな、と。
まあ一度いけばそのインパクトは忘れられないはず。別に平和がどうとか説くつもりはないが、歴史的な価値は良い悪い含めて収められている場所なのでポーランド行ったら絶対にいくべし。非常に見るべき点は多いね。
あと、やっぱりというかイスラエルの方が多かったです。
国旗やそれを模した制服の学生が沢山見学にきていました。

バスでクラクフに戻り今度はまた列車でヴィエリチカへ。
こちらでは世界遺産のヴィエリチカの岩塩採掘所を見学します。
が、駅で降り立って唖然。
廃線?
あれ?駅間違えたか?(滝汗)
駅舎はボロボロ(当然人はいない)、横断橋は立ち入り禁止、線路は数だけ多いだけでかつての栄華を物語るような感じ。
それでいて駅の周囲には何もない。完全なる秘境駅です。
と、ホントに駅を間違えたのか?と感じつつも歩き回っていたらなんとか見つけました。
ヴィエリチカ
駅前に比べれば想像もつかないほどにぎわっています。
ちょうど、この敷地だけ公園のようになっているので分かりやすいです。
ここはツアー見学なのでとりあえず英語のツアーを申し込みます。
時間になると建物の中へ通され階段を下りていきます。
で、この階段が深いこと深いこと!
螺旋階段を延々と終わりのないくらいに降りていきます。
わーまるでノームが住む地底世界への入り口みたい←2回目。でもホントそんな感じ。
なんでも深さは320mで全長は300kmにも及ぶとか。はわわわわ~

採掘所
中は当たり前だけど暗くひんやりしています。
その中で所々にかつての採掘の様子(直、採掘自体は現在もしています)や工具の類が展示されています。
が、こちらの英語解説がアウシュヴィッツの人と比べて遥かに分かりにくい・・・
ダメだ、ノーマルな英語の早さだから殆どわからん。まあ詳しく知りたい人はウィキでも見てください。
見学コースは全体で2~3kmくらい?これが意外と長く約2時間弱も延々と地底世界を歩くことになります。

塩水
岩塩採掘場というところで至る所で岩塩がむき出しになっています。
当然ながら壁を触って舐めるとしょっぱいです。
そして↑を流れている水は海水のような塩水です。
舐めて見ると辛いです。流石に塩を伝ってきているだけあって強烈だ。

聖堂
終点に近づいた所にはキリスト教の聖堂があります。
ちゃんとキリストとマリアの像もあって地底世界なのに本格的な作り。
こういう所でも日々のお祈りは欠かさなかったようです。すごいのう。
直、このシャンデリアも塩の結晶で作られて物だそうです。
この後、昔から使われていたエレベーターで地上へ。
これがまた面白い!
中は非常に狭くだいたい6~7人くらいがすし詰めで乗ります。
エレベーターの回りの壁はスカスカで外が見渡せる状態。
それが高速で音を立てながら一気に地上へ登っていきます。これは凄い!

さてクラクフへ戻ります。
と、バス停を探して迷っていたら優しいお姉さん(←美人)が「Can I help you?」と声を掛けてくれてバス停の場所を教えてくれた。
なかなか外国人(しかも余り見かけないアジア人)に積極的に声は掛けられんもんよ。
良い人だったなーと思いつつ、我らも日本で困ってる外国人を見かけたら助けてあげようと決意したのでありました。
で、バスでクラクフまで行ったはいいが、これが駅まではいかずようわからん場所で降ろされてしまった・・・(汗)。
公営のバスではなく乗り合いバスのようなので行ったのがまずったか・・・
ただ、運がいいのか悪いのか市街地の中心で降ろされたのでなんとか迷うことなく夕食の場所までたどりつくことができました。
世界遺産である歴史地区の夜景を見れたのもよかったね。

夕食は「小人の食べ物」という地域密着感満載のレストランで。
オシャレな内装と外から聞こえてくる歌声が非常に心地よいです。
しかし、ここで最強の難敵が現れます・・・
バルシチ
毎回、夕食ではその地の名物料理を頼むようにしているので今回もそのとおりに。
で、↑はバルシチというポーランドの伝統的なスープです。
様々な野菜(メインは赤ビート)を発酵させたスープだそう。
一口飲んで見るとコクが強くてなかなかうまいじゃないか。と、思ったら甘かった・・・
コクが強いのではなくて「強すぎる」のです・・・二口、三口と含むうちにボディーに強烈に効いてきます。もうホントに胃もたれ起こしそう。
味はなんというか「とんかつソースを原液で飲む感じ」です(爆)。
肉なんかにぶっかけりゃ美味いのかもしれんけど、これをそのまま飲むのは・・・
流石に海外で食には苦労したことないオレでもギブアップ・・・
なんかアレだな・・・罰ゲームで一気飲みとかそういう類のものでしょう。

ギョーザ
で、メインのこっちはかなり美味い!!
見た目から分かるとおりピエロギというポーランド風の餃子です。
なんでもかつて中国からロシアを経由して伝わったものをアレンジしたそう。
日本のイメージで言えば食感は水餃子、中身は焼餃子といった感じです。
こちらの酢醤油(のようなもの)をつけていただきます。これは文句なしに美味い!!

こうしてクラクフでの観光も終わり。
いや~予想通り良い街だったな。人々は明るくて優しい人が多いね。
再び駅へ戻り今夜は列車でプラハへ向います。
いよいよ今回の旅もフィナーレに近づいてきました。
クラクフ駅前
次回最終回!

~つづく~

2009-09-30 : 旅行記 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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