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キン肉マン

突然ですが、久しぶりに漫画レビュー。
しかもかなりじっくり目に書いてしまいました。
作風的にもっとあっさりで飛ばしていけばよかったと、途中まで書いて後悔。
さて、作品は武道さんがおススメの『キン肉マン』。
キンプラーの多くが愛読しているという噂もあり、新日本プロレスとのコラボTシャツも話題になっています。
有名な作品ですが、読むのはもちろん初めて。予備知識は殆どありません。
アメトークの漫画企画の際の蛍ちゃんレベルを想定してもらえばよし。
集英社の回し者ではないので、つまらんところは「つまらん!」と書くぜよ。
評価は牛丼の数で。そのシリーズで1番印象に残ったMVPキャラも選出していきます。



★怪獣退治編(1巻)

キン肉マンはプロレスバトル漫画だと思っていたので、いきなりの展開に戸惑い。
まさかの怪獣退治するヒーローギャグ漫画だったとは・・・
1話完結で、様々な怪獣とのすったもんだが描かれています。

して、肝心の内容は・・・極めて微妙と言わざる得ない。
ギャグも面白いわけでもなく、何か目新しい展開があるわけでもなく、なんか先が見えてこない。
加えて絵もお世辞にも上手いとは言えないのが痛い。
はっきりぶった切ると「あまり面白くない」で終わり。

このシリーズは、ストーリーよりも散りばめられているプロレス関連の小ネタを探すのが面白い。
まあ、さらっと読み飛ばすくらいで。
見どころはテリーマン初登場話での有名なコラの場面位か。
あと、作者紹介で「ゆでたまご先生は2人?!」というのが1番の衝撃だったかも。

評価
150623

MVP:該当者なし



★第20回超人オリンピック編(1巻~2巻)

怪獣編があのままのペースで続いてたら、ブックオフへリターンマッチしていました。
それをせずに現在まで読み進められたのは、このシリーズのおかげといっても間違いなし。
怪獣編とは打って変わって面白さストップ高!
やっぱりバトルが始まると面白いですね。

多くの超人が一気に登場した中で、個人的に気になったなのはラーメンマン。
いきなりブロッケン相手に、胴体引きちぎりのキャメルクラッチ(汗)。
ラーメンマンって残虐ファイトの超人だったのか・・・
あの風貌でそのまんまのネーミングだから、コメディーパートのキャラだと思っていました・・・
こういう見た目面白いのに、中身強いキャラは今後も沢山出てきますね。
一方のブロッケンも、「ナチスの毒ガス攻撃」とか、今やったら諸団体から苦情が来そうな技も(汗)。

そんな超人オリンピック決勝は、あのラーメンマンをロープからの反動をつけてのショルダータックルで破ったキン肉マンと、キン骨マンの銃撃で手負いのテリーマンを破ったロビンマスクの対決。
その前に、ラーメンマンとテリーマンの3位決定戦が。これが今シリーズ最大の見どころ。
ラーメンマンの血の涙の訴えは、この漫画のターニングポイントといってもいい場面だと思います。
個人的には現在読んだ10巻までのベストシーンかな。泣けます。
これで覚醒したキン肉マンがかつてない本気モードへ。
下馬評では圧倒的に不利の中、開始から大技を連発し互角の戦い。
スープレックスのかけあいが1度水入りになり、再試合という熱戦!
そしてダメヒーローだったキン肉マンの戦いぶりに、観客も大コールで答えるという熱い展開が。
これでようやく、主役としての「キン肉マン」が誕生したと言えるのではないかと。

しかし試合はロビンが押し気味。
鎧を脱いで本気になったロビン相手に、キン肉マンも果敢に攻めるが・・・
ロビンマスクの必殺技、アルゼンチンもといタワーブリットで背骨折られた?!
・・・と、思いやのメキシカンローリングクラッチ!!で勝利!
最後が丸め込みっていうのがまたいい!
激戦の中で一瞬のスキをついてのこういう締めは、現実のプロレスでも好きです。

あ、アニメ版のロビンマスクのCVが郷里さんだったのも衝撃。
もっと爽やか系だと思っていたら、まさかの渋い声で笑ったw

評価
150623 150623 150623

MVP:ラーメンマン



★アメリカ遠征編(2巻~3巻)

王者になったキン肉マンは世界巡業へ。
ハワイでは修行の甲斐ありハワイ王者に勝利、そのままアメリカ本土へ上陸。
そこで超人3団体の構想に巻き込まれることに。

今まであやふやだった超人のバックが、色々と政治的にも渦巻いている事がわかってきます。
団体構想というのもまたプロレスの魅力ですね。
個人的には、団体間の政治的確執にもっとメスを入れてほしかったかも。
この辺り細かく切り込んでいけば、それはまた面白い側面を生み出したと思います。
まあ、あんまりドロドロした戦いはキン肉マンには似合いませんので。
そういうのが好きなのは、私自身が汚いからですね。ハイ。

話は進んで、この団体構想はそれぞれが代表を出してのタッグリーグで決着することに。
3団体の代表+怪人代表の4チームのリーグ戦が開催。
私は現実のプロレスでも、シングルよりタッグが好きなのでこの展開は大歓迎!
他にはない複数人数での対戦はプロレスの醍醐味だと思います。

して参加のキン肉マンはテリーマンとザ・マシンガンズを結成。
しかしながら、友情こそあれど未だタッグプレーはちぐはぐ。
それが災いしてか、初戦のジ・エンペラーズ戦では惜しくも時間切れ引き分けに。
続く怪人コンビ戦では、手負いのテリーを押しのけてキン肉マンが2人まとめてフォール。
最終戦でテリーのカーフブランディングをカットしにくる、デビル・マジシャンをキン肉マンが抑えて優勝と。
うんうん、タッグチームとして着実に成長している姿がよくわかりますね、
後々続いていくこの2人の友情物語が、大きく進んだシリーズだったのではないでしょうか。
MVPは。少年との感動秘話で再び戦線に戻ったテリーマンで決まり。

評価
150623 150623 150623 150623

MVP:テリーマン



★第2次怪獣退治編(3巻~4巻)

閑話。
キン肉マンが母星に帰って、どうしたこうしたの一悶着あった話。
正直、団体構想編から、オリンピックまでの間が全く印象にない・・・
読み返してみると、ブロッケンjr.他数名の超人が初登場(もっともブロッケン以外は以降出番ないのだけど)。
まあ、ささっとゾーン。

評価
150623

MVP:該当者なし



★第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイト編(4巻~5巻)

地球に戻って再びオリンピック編。
前に王者剥奪されてしまい、その為に王者を決めると。
今回は予選からスタート。
膨大な人数の超人たちが、趣向を凝らした予選に臨みます。

一次、二次予選を経て、三次予選は聞いたことがある新幹線投げ。
テリーマンの子犬を救う有名なシーンはここで出てきます。
ただ、鉄道ファンとして一言。
東海道新幹線は線形がよくないから途中で脱線しそう・・・
一応2回脱線でアウトというルールだったのだが、作中は誰も描かれず。
どうせなら直線の多い東北新幹線でやろう。

予選が終わって本戦へ。
ここからはお馴染みのトーナメントバトルが始まります。
色んなキャラが登場してきますが、決勝で当たるであろうウォーズマンの強さが際立っていた模様。
ラーメンマンの脳まで破壊するとは・・・ウォーズマン恐るべし。

そして決勝戦、相手はやっぱりウォーズマン。これまでで最長期間をかけてじっくり描かれております。
この一戦はバトルの内容もそうだが、次々と新事実が出てきてそちらにも注目。
キン肉マンの「マスクの一部」が破れて・・・ん?
キン肉マンはマスクマンだった?つまりあの顔の下には本物の顔があるという(しかも見られちゃダメ)。
決勝戦のさなかにまさかの驚愕の事実が(汗)。
これがかなり驚かされたので、以降のサプライズが少し落ち気味になってしまったり。
ウォーズマンの師がロビンマスクだったのは驚きましたが、まあ人気超人だったので・・・
「あ、ロビンマスクやっぱり生きてたのね。」という位にしか・・・

最後はウォーズマンがコンピューターとしての弱点を露呈し敗北。
MVPはウォーズマンと悩むところではありますが、ようやく主人公のキン肉マンへ。
ロビンマスク戦も面白かったけど、このウォーズマン戦はさらに越えてきたので。
ようやく本格的なバトル漫画になってきたなぁ、と。

評価
150623 150623 150623 150623

MVP:キン肉マン



★7人の悪魔超人編(5巻~7巻)

超人オリンピックが終わり、ファン感謝祭のさなか。
休まる間もなく新たな敵が来襲。
超人オリンピックへの参加を拒否されるレベルの悪魔超人とは果たして・・・

今までは超人オリンピックでの試合等の公式な大会で、どちらかと言えば「ライバル」との戦いがメインでしたが、この悪魔超人編は明確に「敵キャラ」と対峙する話に。
これまで以上にギャグは抑え目に、シリアス目のバトル漫画になっていきます。
と、言いつつこれまでのキン肉マンイムズは失っていないと確信させるが、有名な悪魔超人初登場のコマ。
有名なシーンですが、とにかく混沌としています(汗)。
ネタっぽい外見の超人が多いのは兎も角、この後出てこない人もいるんですがそれは(滝汗)。
そもそもリングの上では8人確認できるというのは・・・
ま、まあ、あまり気にしないで進めていきましょう。

激戦のさなか、あのキャラクターも復帰?
モンゴルマン・・・(察し)。
散々匂わせておいて、案の定ラーメンマン。変装する意味ないじゃん・・・
せめて、ロビンマスクとバラクーダくらい頑張りましょう。

このシリーズの見どころは、やはり最終戦でしょう。
前回のウォーズマンを超える激闘が描かれているバッファローマン戦!
ウォーズマン戦も相当だと思いましたが、これはさらに熱い!
なんというか、「強さ」を感じさせるキャラは、バッファローマンが頭一つ抜けてトップだと思いました。
(まあ、この後に越えられてしまうのですけど)
そんなバッファローマンも友情パワーに目覚めて壮絶な最後を遂げます。感動。
MVPは文句なし。

評価
150623 150623 150623 150623

MVP:バッファローマン


★黄金のマスク 悪魔六騎士編(7巻~9巻)

悪魔超人との激闘から時は経ち、再び平穏の日々へ。
・・・とは行かず、今度は伝説の黄金のマスクが盗まれてしまった!
そして、あの悪魔超人の首を掲げた黄金のマスクの軍団現る。
先の悪魔超人を兵隊扱いするレベルの強者軍団「悪魔六騎士」登場。
しかし・・・名前がこんがらがりそう。
悪魔超人と、その中の悪魔六騎士。正しく分別できるか、今をもって自信がありません。

さて、黄金のマスクを取り戻すために、悪魔六騎士と戦っていきます。
それぞれ6つの地獄と形容し、ファイトスタイルともそれに乗っ取ったものに。
前回の悪魔超人もでしたが、今回の悪魔騎士も中々面白いスキル持ち。
ジャンクマンだけバリバリの物理系で地味なのですが(でも強い)。
個人的にはプラネットマンが一押し。

悪魔超人編を経て、総じてバトル漫画として完成されたのがこの悪魔騎士編でしょうか。
ここまで来ると、ギャグ要素は殆どなく純粋なバトル漫画へと昇華しています。
1巻の時には気になっていた画力の問題も、今や全く気にならないレベルです。
と、熱いバトルが続く展開なので、総じて満足。
かと言えば、そうでもない点も。
あのバッファローマンとの激戦の後に、再び強豪が山のように出てきたというのがちょっと・・・
少年漫画にはお約束で、インパクトもあるのですが、それにしてもインフレ早すぎじゃありませんか?
後は、熱戦の連発で、読んでいるほうが疲れてくるという事も。
そういう意味では、閑話だった3巻とかの役割って必要だったのかなあ、と振り返っています。

あと、下に続きますが、アシュラマン戦の印象が強すぎる!
おかげで大ボスの、将軍戦が霞んでしまった模様・・・
ラスボス感の半端ないヴィジュアルに、その特異な設定、強さ、どれをとっても超一流だったはず。
なのだが・・・どうもアシュラマン戦で私が燃え尽きてしまい、悪魔将軍戦はイマイチ琴線に触れず。
ほら、プロレスでもよくあるでしょう。セミで盛り上がり過ぎてメインは静かになるというやつ。
あれです、はい。

MVPは、テリーマンと引き分け、キン肉マンとも死闘を演じたアシュラマンで決まり!
ポジション的にはボスの悪魔将軍を引き立てる立場ながら、二試合に渡って正義を追い詰める強さ。
これまで、連続してこのレベルの試合をした超人は他にいません。
おかげで将軍戦を前に、この戦いでお腹いっぱいになってしまった感はあります。
あと、漫画等の多腕キャラで目立ってる人ってあんまり思いつかんのですよね。
グリーヴァス将軍以来となる活躍だと思う。多分。

評価
150623 150623 150623

MVP:アシュラマン


とまあ、現在読んだのはこの辺りまでです。
150624
9巻までしか買ってないので、以降の感想はまたしばたく後で。
週末にでもブックオフかまんだらけ行きますので、その時買ってきます。
駿河屋で今注文しても、時間かかりそうだしなぁ。
2015-06-24 : アニメ・漫画感想とか : コメント : 4 : トラックバック : 0
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非公開コメント

No title
駿河屋に注文したら公式リーグに間に合わない、、、

ん? ナニカガチガウ
2015-06-24 21:54 : はーまん URL : 編集
No title
とても素晴らしいレビューだった。
早く最新話へ・・・!
あ、二世は読まなくていいからね。
2015-06-24 23:46 : evil917 URL : 編集
Re: No title
>はーまんさん

中3,4日は見ないといけませんからねぇ・・・
2日目の夜には「今日は送れませんでした」メールが来ますし。
2015-06-25 20:56 : 3番DH URL : 編集
Re: No title
>evil917さん

そういってもらえれば、じっくり書いた甲斐があったというものです。
じゃあ2世は飛ばして、文庫終わったらJCの38巻以降を読むことにします。
2015-06-25 20:58 : 3番DH URL : 編集
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3番DH

Author:3番DH
性別:男
年齢:87年1月~
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー、プロレス)、アニゲ、漫画、小旅行など。広く浅くがモットー。
典型的なキモヲタ。

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